札体研 三角山小で第31回研究大会 全国大会に向け一歩 分かる・伸びる・関わる活動を(札幌市 2022-10-21付)
参集での開催は3年ぶり
札幌市学校体育研究連盟(札体研、千葉智明委員長)は7日、三角山小学校(渋谷一典校長)を主会場としたハイブリッド形式で第31回研究大会を開いた。研究主題「分かる・伸びる・関わる体育活動の充実~主体的・対話的で深い学びを生む体育学習」のもと、授業公開や研究討議を通して、運動やスポーツに親しむ児童生徒を育むため研鑚を積んだ。
札体研は、研究の視点に①主体的・対話的な姿を生む教材化と学習過程②主体的・対話的な姿を生む関わり③深い学びを生む評価―の3点を設定。生涯にわたって運動やスポーツに親しむ資質・能力の育成を目指している。
授業公開後の開会式では、千葉委員長があいさつ。
今回の大会について「これまでの研究の積み上げや成果をもとに、7年に開催する全国大会での発表に向けて新たな積み上げをつくり出していく第一歩と位置付けた」と述べ、「研究主題に向かう子どもたちと教師の声、姿を確認し、今後の研究推進の方向性をあらためて共有するとともに、研究の深化につなげていきたい」と期待した。
また、不登校傾向児童生徒の増加が課題となっていることに触れ「体育・保健体育授業の改善によって学ぶ楽しさや喜びを実感し、“あした体育があるから学校へ行くのが楽しみ”と言えるようになれば」と願った。
来賓としてあいさつに立った道学校体育研究連盟(体研連)の大牧眞一委員長は、3年後に全国大会の開催を控えていることに触れ「きょうの授業のように“なりたい授業”“したい授業”を声に出し、研究を深めることが全国大会につながるのでは」と話した。
研究討議では、体研連が作成した授業評価シートの視点「児童生徒の“やりたい”“知りたい”“関わりたい”といった運動や健康に対する興味・関心を高める手立てや関わりがあった」「児童生徒同士が対話を通して、課題の解決に向けて関わり合いながら学習を展開できる手立てがあった」などをもとに、公開授業について意見を交わした。
(札幌市 2022-10-21付)
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