道退職校長会札幌１０支部連絡会　会員相互の連携深化へ　講演や活動状況報告など

（札幌市 2022-10-28付）

　道退職校長会札幌１０支部連絡会が２１日、新さっぽろアークシティホテルで開かれた。コロナ禍の影響で２年ぶりとなった会合には、各支部の代表者約４０人が出席。講演や各支部の活動状況報告などを通して、会員相互の連携を一層深め合った。

　主催者を代表して、札幌厚別支部の土屋隆支部長があいさつに立ち「各種活動の開催が危ぶまれる中、連絡会開催という明るい話題を各会員に提供できることに意義がある」と述べた。

　道退職校長会の千田薫理事長は、西支部のイベントに参加したことを報告し「これからも各支部の伝統や地域の特色を生かして活動してほしい」と述べた。

　続いて、各支部の活動内容を交流。各支部ではコロナ禍においてもそれぞれが工夫した研修や親睦、教育支援、広報などの活動を展開していることを報告した。

　このあと、㈱札幌副都心開発公社の佐藤和成経営企画担当部長が「大きく生まれ変わる新さっぽろ」をテーマに講演した。急速な経済発展や人口増加に対応するため、昭和４９年に始まった厚別副都心開発の歩みを振り返りながら、再開発を迎えた新さっぽろ駅周辺まちづくりの計画概要を解説。「訪れたいまち」「住みたいまち」のコンセプトのもと、機能集積や景観統一、魅力の維持向上などを目指して、新旧事業者や行政、地域住民が一体となって再開発に挑む姿を伝えた。

(札幌市 2022-10-28付)