道学組連合会 第５９回定期大会　全道庁労連への加入承認　運動方針　賃金・事務改善など

（関係団体 2022-11-01付）

　道公立学校職員組合連合会（道学組連合会）は１０月上旬、ホテルライフォート札幌で第５９回定期大会を開催した。職員組合定期大会において、全道庁労働組合連合会への加入が承認されたことを確認。今後、具体的な活動や新たな連携の形を協議することを申し合わせた。２０２２年度運動方針については、賃金改善や学校事務改善、事務職員定数改善の取組などを盛り込んだ。連合会役員改選では、新会長に道立学校事務長組合の小山内智執行委員長を選出した。

　連合会の武田明会長はあいさつで、前年度の定期大会で提案した他団体への加入に向けた協議を、１年間にわたって進めてきたことを強調し「先に行われた職員組合定期大会で加入が承認された」と報告。今後、具体的な活動や新たな連携の在り方を協議することを説明した。

　各学校における管理運営費の執行に言及し「本年度も維持基本経費は増額されたものの、現時点での燃料費単価や電気料金では既に赤字となる試算」と指摘。道教委に対し、予算確保を強く要望する考えを示した。

　運動方針案の審議では、①賃金改善②学校事務改善②高校・特別支援学校事務職員定数改善④技能労務職員の職務換および人事異動⑤２０２３年度当初人事⑥公立高校等配置計画⑦他労働組合との連携・連帯―などに取り組むことを決定した。

　このほか、各部の活動方針では、組織拡大と強化、女性・青年に関する取組、組合員の福利厚生、迅速な情報提供などを確認した。

　連合会役員改選では、新会長に事務長組合の小山内執行委員長を選出した。

(関係団体 2022-11-01付)