道P連など 第3ブロック連絡会 子の助けの受け皿に コロナ禍での取組成果共有(関係団体 2022-11-04付)
道P連等第3ブロック連絡会
【函館発】道PTA連合会(菊川哲平会長)、渡島PTA連合会(篠田幸伸会長)、檜山PTA連合会(倉持篤会長)、函館市PTA連合会(駒野圭司会長)は10月30日、北斗市農業振興センターで第3ブロック連絡会を開催した=写真=。会員約30人が参加。各連合会がコロナ禍におけるPTA事業の取組について成果や課題を共有したほか、子どもたちを支える活動の在り方について協議した。
連絡会は、道南地区の第3ブロック内おける各地区P連がコロナ禍の事業の取組について発表し、課題を交流するとともに、学び合いの場とすることが目的。
道P連との連携によって、様々な状況下においても子どもたちの健やかな成長を支える意識の向上を目指している。
開会に当たり、道P連の菊川会長があいさつ。「PTAは子どものため、学校のために活動し、助けの受け皿となる組織。今、自分たちにできることから一歩ずつ進めていこう」と呼びかけた。
第3ブロック会長で函館市P連の駒野会長は「特色ある取組を交流し、子どもたちのための活動に生かしていきたい。子どもの明るい未来に向け、有意義な連絡会にしよう」と述べた。
道P連統括アドバイザーの谷垣徳篤氏が①組織・連携②教育・環境③子育て―の3委員会の取組や研究について報告したあと、各P連の代表者が「コロナ禍のPTA事業の取組について」と題して発表した。
渡島P連は事務局長を務める長万部町立長万部中学校の雨澤啓司校長が説明した。本年度第65回渡島P連研究大会兼森町P連研究大会について報告し、学校と家庭双方の内容で開催できた成果を共有。一方、開催方法について参集型とオンライン形式におけるそれぞれのメリット・デメリットを総括する必要性を指摘した。
檜山P連は事務局長を務める乙部町立乙部小学校の若林則幸教頭が離島を抱える管内の地理的課題や、これまでの活動状況を共有。次年度の研究大会開催形式案として、ハイブリッド形式を検討していることを報告した。
函館市P連は、駒野会長が報告。グーグルドライブを活用した書面開催のほか、本年度の研修内容について「他校の取組が聞くことができて参考になった」などの参加者の感想を成果として紹介した。
意見交換は、6グループに分かれて実施。今後のPTA活動の在り方やコロナ禍でも継承すべき活動について協議したほか、学校運営協議会との連携の在り方、学校の働き方改革との関係などが話題に上り、活発な意見交換が行われた。
(関係団体 2022-11-04付)
その他の記事( 関係団体)
達成感のある学習へ 体研連 第58回研究上川大会
【旭川発】道学校体育研究連盟(体研連、大牧眞一委員長)は10月28日、美瑛町町民センターなどで第58回道学校体育研究大会上川大会を開いた=写真=。大会研究主題「達成感のある体育学習~できる...(2022-11-07) 全て読む
北海道教育の日 第15回制定記念行事 子ども食堂との連携を 貧困家庭の子に大切な支援は
「北海道教育の日」道民運動推進協議会(柴田達夫会長)は1日、ホテルライフォート札幌で第15回制定記念行事を開催した。会場、オンライン合わせ約100人が参加。柴田会長は「子どもの7人に1人が...(2022-11-07) 全て読む
全教連道大会兼道研連札幌大会開く 子を主語にする学校を 教職員支援機構理事長が講演
全国教育研究所連盟等主催の「全国教育研究所連盟研究協議会(北海道大会)兼第77回道教育研究所連盟研究発表大会(札幌大会)」(10月28日、オンライン、1日付1面既報)では、荒瀬克己教職員支...(2022-11-07) 全て読む
人々の営みの本質伝えて 教材観、教材研究在り方議論 全小社研北海道大会記念シンポジウム
第60回全国小学校社会科研究協議会研究大会北海道大会では、記念シンポジウムが行われた。道社会科教育連盟が示す「雪や寒さは宝であるとする発想の転換」という教材観や、研究内容および特設提案授業...(2022-11-04) 全て読む
第60回全小社研研究大会北海道大会 生きて働く力育成へ 発想転換し見方・考え方鍛える
第60回全国小学校社会科研究協議会研究大会北海道大会・第77回道社会科教育研究大会・第49回札幌市社会科教育研究大会が10月27日、札幌市内のカナモトホールを主会場にハイブリッド形式で開か...(2022-11-04) 全て読む
北特活 創立50周年記念札幌大会 コロナ禍こそ特別活動を 文科省安部視学官が講演
道特別活動研究会(北特活、山下尊子会長)の創立50周年記念札幌大会(1日付2面既報)では、文部科学省初等中等教育局の安部恭子視学官=写真=が「多様な他者と協働し、よりよく生きる子供を育む特...(2022-11-04) 全て読む
内田洋行 大学・高校セミナー ICTの方向性定めて 端末の導入や活用等考える
㈱内田洋行は10月28日、札幌市内のユビキタス協創広場U―cala(ユーカラ)で学校・教育関係者向けの「北海道 大学・高校セミナー」を開催した。教育関係者約20人が参加し、1人1台端末の導...(2022-11-04) 全て読む
12日に第4回開催 ほっかいどう学シンポジウム インフラとGIGAスクール
ほっかいどう学推進フォーラム(新保元康理事長)は、12日午後2時から札幌ビューホテル大通公園で第4回シンポジウム「GIGAスクールとインフラで創る北海道の未来~ICT活用で、北海道の子ども...(2022-11-02) 全て読む
道学組連合会 第59回定期大会 全道庁労連への加入承認 運動方針 賃金・事務改善など
道公立学校職員組合連合会(道学組連合会)は10月上旬、ホテルライフォート札幌で第59回定期大会を開催した。職員組合定期大会において、全道庁労働組合連合会への加入が承認されたことを確認。今後...(2022-11-01) 全て読む
連合会会長は小山内氏 2022年度役員
道公立学校事務長組合および道公立学校職員組合、道公立学校職員組合連合会の2022年度役員はつぎのとおり。 =敬称略= ▼事務長組合 ▽執行委員長=小山内智(当別高)―新 ▽副執行委...(2022-11-01) 全て読む