胆振局 総振局と若手職員意見交換 連携の取組実現へ検討 就職促進へ企業等情報発信など(道・道教委 2023-01-30付)
【室蘭発】胆振教育局は25日、むろらん広域センタービルで「第3回振興局と教育局の若手職員による意見交換会」を開いた。各グループが第2回までの会議において協議を進めた両局の連携した取組案について実施要領を作成。設定した課題解決に向けて、取組の目的や内容、日程などを発表した。今回作成した実施要領は教育局の各課に提出し、実現に向けた検討を進めていく。
同会は、教育行政における諸課題解決に向けて両局若手職員が中心となって組織横断的に意見交換を行い、胆振管内の教育活動の充実に資することを目的としている。
両局各課の若手職員計21人が参加し、これまでには昨年7月、10月の2回開催している。会議ではA~Dまでの4グループに分かれて協議を実施。グループ内で設定した課題解決に向けて両局の連携した取組案を模索してきた。
3回目となる今回は、これまでの協議内容をもとに実施要領を作成し発表を行った。
うちAグループは、管内の児童生徒に地元企業への就職促進を図るため、両局が連携して企業等の情報発信を行う取組を発表。両局が主体となってSNSでの情報発信を行うほか、地域企業の説明会や職場体験などを実施する内容を紹介した。
このほか、地域人材育成のための食育出前授業事業や長期休暇を利用したふるさと教育の充実、地元愛・愛郷心を育むためのふるさと教育の推進などの実施要領が各グループから発表された。
今回作成した実施要領は教育局の各課に提出。会議を担当する五十嵐隆夫企画総務課長は「予算面などの課題もあるが来年度以降の実現に向けて、検討を進めていきたい」と話している。
(道・道教委 2023-01-30付)
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