道特長　理事研究協議会　高等聾の須見校長　次期会長候補に承認

（関係団体 2023-02-17付）

須見千慶氏

　道特別支援学校長会（友善学会長）は１３日、第２回理事研究協議会をオンラインで開催した。開会式で友善会長はアフターコロナを見据えた新たな教育の創造へ奮起を促した。議事では来年度の会長候補として高等聾学校の須見千慶校長を承認した。

　会長、副会長、事務局役員、各支部代表校長、各障がい種別校長会代表が出席した。

　開会に当たり友善会長があいさつ。４日に閉校式を挙行した白糠養護学校を踏まえ、道東地区における肢体不自由教育の中心として活動してきたこれまでの功績や今後の方向性について言及した。感染症対応が引き下げられる次年度に向けては「各校、アフターコロナを見据えた新たな教育の創造と、コロナ禍で得たＩＣＴの積極的な活用など、令和の新しい学校教育の在り方を提起してほしい」と述べた。

　続いて４年度の活動報告、５年度の活動計画、次年度予定されている道特別支援学校長会６０周年記念事業について協議したほか、道立特別支援教育センターの今井章文所長が５年度の特別支援教育センターの研修計画、道教委の伊藤友紀教育指導監が「体罰の防止について」をテーマに助言・講話を行った。

　閉会式では次期会長の須見校長が登壇。次年度予定されている創立６０周年の節目の年として会員相互の連携の強化、積極的な情報共有を進めていく必要があるとし、本道における特別支援教育の一層の推進・充実を呼びかけた。

(関係団体 2023-02-17付)