道養護教員会が総会　札幌手稲中　鈴木教諭を会長に　７月２８日函館で第５３回大会

（関係団体 2023-02-27付）

鈴木美和新会長

　道養護教員会は１８日、札幌エルプラザで４年度総会を開いた。５年度事業・業務計画や新役員体制などを審議。事業計画には、７月２８日に函館市で第５３回研究大会を開催することなどを盛り込んだ。役員改選では、新会長に札幌市立手稲中学校の鈴木美和養護教諭を選出するなど、全役員を一新した。

　開会に当たり、萬徳雅美会長があいさつ。会の中心的業務の研究大会について、石狩大会から渡島檜山大会へと引き継がれることに触れた上で、会員の力を借りながら、会としての業務を推進できたことに謝意を示した。

　議事に移り、５年度事業・業務計画などを審議。重点目標には「養護教論の専門性を見つめ直し、職務の在り方を探るとともに会員相互の信頼関係を築く」を掲げた。

　また、７月２８日に函館市で第５３回研究大会を開催することを確認。研究主題「２１世紀を担う児童生徒の健やかな心身の発達をめざして～これからの養護教論の職務はいかにあるべきか」のもと、むかわ町国民健康保険穂別診療所の香山リカ副所長を講師に「養護教諭としてイキイキ働くために～精神科医からのアドバイス」と題して特別講演を行うことなどを申し合わせた。

　このほか、会誌「養護」９３号や、たより「つなぐ」を年３回発行することなどを確認した。

　役員改選では、鈴木新会長をはじめ、全役員を一新した。

　５年度役員はつぎのとおり。＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝鈴木美和（札幌市手稲中）

▽副会長＝粟野洋美（札幌南高）、濱田宏恵（北斗市大野中）、舟崎奈保子（別海町中春別小）、坂本沙織（登別市幌別東小）

▽事務局長＝倉橋幸希（札幌市真駒内桜山小）

▽会計＝本間香子（市立札幌啓北商業高）

▽会計監査＝佐々木舞子（美唄市中央小）、竹元彩（中富良野町宇文小）

(関係団体 2023-02-27付)