帯広柏葉高　姉妹校連携で　ハワイ　カラニ高と提携　道教委・倉本教育長に報告

（道・道教委 2023-04-28付）

倉本教育長（前列右）と共に笑顔でアロハポーズ

　米国ハワイ州立カラニ高校との姉妹校連携に係る訪問事業に参加した帯広柏葉高校（須藤克志校長）は２７日、道教委の倉本博史教育長を表敬訪問した。訪問事業に参加した訪問団の生徒７人、須藤校長らが来庁し、倉本教育長と面談。生徒一人ひとりが滞在期間中の出来事や現地の生徒と交流した内容などを報告した。

　道教委とハワイ州教育局は、令和２年１月に教育分野の協力に関する覚書を交わし、姉妹校提携や生徒間の交流を推進。同年３月には、帯広柏葉高とカラニ高で姉妹提携を結ぶ予定だったが、コロナ禍の影響で延期していた。

　国からの渡航制限の緩和を受け、柏葉高の訪問団は、ことし３月１８日から４泊６日の日程でハワイに滞在し、ホームステイ、学校見学などを実施。３月２０日にはカラニ高で姉妹校提携を締結した。

　この日は、訪問事業に参加した生徒７人、須藤校長、中村哲哉教諭が倉本教育長のもとを訪問。生徒たちは、自身で作成したレポートをもとに、滞在期間中の出来事や事業に参加した感想などを報告した。

　生徒たちは「日本では体験できない、本場の英語を肌で感じ、大変勉強になった」「ハワイの人たちは優しさや人情味あふれる人が多かった。今後、自分も人に優しく、しっかり感謝を伝えられるような人になりたいと思った」「言葉が通じないので最初は戸惑ったが、日に日に現地の人たちと英語でコミュニケーションを取れるようになり、大変貴重な経験ができた。ハワイで学んだきたことを友達に広めたり、今後の行動で示していきたい」などと話した。

　倉本教育長は、７月にカラニ高の生徒が来道することに触れ「皆さんが現地の人たちから受けた親切な気持ちを、カラニ高の生徒たちにも感じさせてほしい」と期待を寄せた。

(道・道教委 2023-04-28付)