道教委　特別支援学校配置計画案　本科定員１６７８人　知的障がいで２学級減

（道・道教委 2023-06-07付）

６年度公立特別支援学校配置計画案（クリックすると拡大表示されます）

　道教委は６日、６年度公立特別支援学校配置計画案を発表した。定員は、本科が５年度から６学級２８人減の２６６学級１６７８人で、専攻科が増減なしの４学級３２人。うち知的障がいでは２学級１６人、肢体不自由では、４学級１２人減少した。

　道教委は、進路希望者数を本科１３７５人、専攻科１７人と見込み、定員比率は本科１２２％、専攻科１８８・２％となっている。

　障がい種別にみると、視覚障がいが本科５学級２５定員、専攻科が３学級２４人定員、聴覚障がいが本科６学級３８人定員、専攻科１学級８人定員で、いずれも増減なし。

　知的障がいは、本科２１８学級１４６９人定員。内訳は、学級増が７校２学科１０学級で、夕張高等養護学校など４校が普通科４学級、札幌養護学校白桜高等学園など５校が普通科（重複）６学級で定員増となった。

　学級減は１０校４学科１２学級。札幌あいの里高等支援学校など３校が職業学科３学級、南幌養護学校など３校が普通科３学級、夕張高等養護学校など３校が普通科（重複）５学級、平取養護学校が普通科（訪問）１学級で定員減となった。

　肢体不自由は、本科３１学級１１３人定員。学級増は、２校１学科２学級で、内訳は手稲養護学校など２校が普通科（重複）２学級で定員増。学級減は、３校２学科６学級で拓北養護学校など３校が普通科（重複）５学級、網走養護学校が普通科（訪問）１学級で定員減となった。

　病弱は、本科６学級３３人定員で増減はなかった。

　道内６圏域ごとに７、８年度までの２ヵ年における知的障がい特別支援学校高等部における配置の見通しをみると、７年度に道北圏で２学級相当の学級増、８年度に道央圏で７学級相当の学級増が必要と見込んでいる。

(道・道教委 2023-06-07付)