道立生涯学習センター 研修計画 7月に5道県研修会 社教主事講習A・Bなども(道・道教委 2023-06-09付)
道立生涯学習センターの5年度主催研修事業計画がまとまった。北海道・東北4県の生涯学習センター職員を対象にした「北海道・東北5道県生涯学習センター等研修交流会」が7月に開催されるほか、文部科学省委嘱の「社会教育主事講習A・B」や、人権擁護担当職員らを対象とした「人権教育指導者研修会」を実施する。
北海道・東北5道県生涯学習センター等研修交流会は7月13日から2日間開催する。北海道・東北4県の生涯学習センター職員が対象で、相互の連携協力を推進することを目的に研究協議等を行う。
文科省から委嘱を受けて実施する「社会教育主事講習A・B」では、Aを7月6日~9月1日、Bを10月28日~1月28日に開催する。社会教育主事となり得る資格を付与することと、専門的職員等の資質の向上が目的。文科省は社会教育の知識や見識・技能を持ち、教育委員会の発令を必要としない社会教育士の「学びを通じた人、つながり、地域づくり」の幅広い活躍を期待している。
人権教育指導者研修会は、人権擁護担当職員・人権擁護委員、福祉関係職員、ボランティア指導者、社会教育関係団体関係者らを対象に、12月8日に行う。互いの個性を尊重し、誰もが安心して暮らすことができる地域社会の創造に向け、対話や参加型を含めた学習手法によって、人権教育指導者の人権に関する理解を深める。
道立生涯学習センター5年度研修
道立生涯学習センターの5年度主催研修事業はつぎのとおり(①開催日・会場②定員③主な対象④目的・内容。開催済みの社会教育セミナーは除く)。
▽北海道・東北5道県生涯学習センター等研修交流会=①7月13~14日・札幌市および北広島市②30人程度③北海道・東北4県の生涯学習センター職員④北海道・東北地区にある生涯学習センター等の関係者が、相互の連携協力を推進するため、研究協議等を行う
▽地域生涯学習活動実践交流セミナー=①2月21~22日・オンライン②200人③社会教育主事等④北海道社会教育セミナーにおいて学んだ理論をもとに、各地域で実践した内容を交流し、次年度の方向性を検討する
▽社会教育主事講習A・B=①Aは7月6日~9月1日、Bは10月28日~1月28日・オンライン②AB各120人③社会教育主事講習等規程第2条の各号の一の該当者④文部科学省から委嘱を受け、社会教育主事となり得る資格を付与することおよび専門的職員等の資質の向上を目的とした講習を実施する
▽社会教育ベーシック講習会=①6月中旬ほか全3回・オンライン②40人程度③社会教育行政関係職員、社会教育委員、学校職員、地域コーディネーター等④生涯学習・社会教育の基礎的内容の講習を行う
▽社会教育スキルアップ研修会=①8月中旬ほか全3回・札幌市②40人程度③社会教育主事、社会教育士、社会教育主事任用資格保有教職員④生涯学習推進や社会教育振興のために必要な専門的かつ、総合的な知識、技術を学ぶ機会を提供する。(社会教育主事講習のフォローアップ研修)
▽人権教育指導者研修会=①12月8日ほか全2回・オンライン②40人程度③人権擁護担当職員・人権擁護委員、福祉関係職員、ボランティア指導者、社会教育関係団体関係者、各種審議会委員、男女共同参画推進担当者、市町村・市町村教育委員会職員、学校職員、民間団体関係者等④人々が互いの個性を尊重し、誰もが安心して暮らすことができる地域社会を創造するために、対話や参加型を含めた学習手法によって、人権教育指導者の人権に関する理解を深める。参加者がそれぞれの立場で人権教育に対する意欲を高め、指導技術の向上を図る
(道・道教委 2023-06-09付)
その他の記事( 道・道教委)
教育データ利活用 財政措置充実を 道・道教委 6年度文教政策要望・上
道、道教委の6年度国の文教施策および予算に関する提案・要望の概要はつぎのとおり(8日付1面既報)。 ◆重点要望事項 ▼「令和の日本型学校教育」の構築に向けた学校教育施策の充実 ▽新時...(2023-06-13) 全て読む
障がい別エントリーコース 7月14日申込締切 7部会の開催日程 特セン
道立特別支援教育センターは、本年度新たに開設した「特別支援教育障がい別エントリーコース」における各障がい別部会の開催日程をまとめた。7月28日に開催する言語障がい部会を皮切りに全7部会を実...(2023-06-13) 全て読む
道都市教委連等 文教施策要望 6年度8分野63項目 部活動地域移行への支援など
道都市教育委員会連絡協議会(会長・檜田英樹札幌市教委教育長)、道都市教育長会(同)は8日、道庁別館で6年度の文教施策に関する要望書を道教委に提出した。檜田会長が、部活動の地域移行に向けた支...(2023-06-12) 全て読む
医療的ケア実施校校長等会議 要項見直しへ検討開始 手続きの迅速・効率化へ協議
道教委は8日に道立特別支援学校における医療的ケア実施校校長等会議を開き、道立学校における医療的ケア実施要項の見直しに向けた検討を開始した。転入学時の引き継ぎ期間の短縮に向けて各校の現状や課...(2023-06-12) 全て読む
道教委 第2回全道代表高校長研 5類移行で活動再開を 高校総体成功へ協力求める
道教委は8日、札幌市内の道自治労会館で第2回全道代表高校長研究協議会を開いた=写真=。開会あいさつで山城宏一学校教育局指導担当局長は、新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行後の学校教...(2023-06-12) 全て読む
石狩局 第1回EBE協議会 全ての子活躍の授業を 安栄指導監、菅原課長講話など
石狩教育局は6日、道教委のエビデンスに基づく資質・能力育成事業のもと、第1回EBE協議会をオンライン開催した。石狩局の菅原巧教育支援課長がエビデンスに基づいたPDCAサイクルの重要性を説い...(2023-06-09) 全て読む
政府 骨太の方針2023原案 教員処遇 抜本的に改善 調整額見直しなど制度検討へ
政府は7日の第8回経済財政諮問会議で、経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針)の原案を示した。「令和型の質の高い公教育の再生」を掲げ、教職調整額の見直しや職務の負荷に応じた給与体...(2023-06-09) 全て読む
道半導体人材育成等推進協が初会合 道内高専や大学と連携 AI等幅広い専門人材育成へ
道経済産業局は2日、次世代半導体開発・製造のRapidus㈱(東京)の千歳進出を受けて、産官学でつくる「道半導体人材育成等推進協議会」の初会合を札幌市内で開いた。同社の小池敦義社長は「AI...(2023-06-09) 全て読む
上川局 第1回EBE協議会 エビデンス 効果的活用を 依存しないことがポイント
【旭川発】上川教育局は7日、オンラインで第1回EBE協議会を開いた。管内全ての小・中学校長、義務教育学校長および公立高校長ら約180人が出席。エビデンスに基づく子どもたちの資質・能力の育成...(2023-06-09) 全て読む
函館市教委 本年度の小学校水泳 バス確保困難で中止に 心得等の学習機会設定を通知
【函館発】函館市教委は本年度の小学校における水泳学習を中止する方針を固めた。プールを設置していない学校が、設置している学校への移動手段としていたバスの台数を十分に確保できないことを要因とし...(2023-06-09) 全て読む