札幌ジュニアアスリート発掘ＰＪ　世界へ羽ばたく選手へ　小学生２７人が８種目練習

（札幌市 2023-06-16付）

さっぽろジュニアアスリート発掘プロジェクト

　札幌市スポーツ協会が推進するさっぽろジュニアアスリート発掘プロジェクトの５年度の活動が始まった。市内の小学生２７人がプロジェクト生に選ばれ、未来のトップアスリートを目指して８種目に特化したトレーニングなどを積む予定。５月下旬に市内の中島体育センターで開講式が行われ、札幌から世界へ羽ばたくスタートを切った。

　プロジェクトは、札幌市から次世代のトップアスリートの輩出を目指しジュニア選手の発掘・育成を図るさっぽろジュニアアスリート発掘育成事業の一環として４年度から実施。

　事業で顕著な記録を残した有望な人材をプロジェクト生として選出。スノーボード、スキージャンプ、カーリング、フリースタイル、ノルディックコンバインド、陸上、バドミントン、テニスの８種目に特化したトレーニングや座学など、後の育成選手となるためのプログラムを展開する。本年度は、２７人の小学生が２期生に選ばれた。

　開講式で、事業アドバイザーの阿部雅司さん、ジュニアアスリート育成選手の佐藤柚月さん、池田葉月さんがプロジェクト生にエールを送ったあと、トレーニングを開始。

　プロジェクト生の山田栞鈴さん（３年）は「たくさんの種目を練習して誰よりも速く走れる選手になりたい」と意気込んだ。

(札幌市 2023-06-16付)