翔び立て高き翼　北海道総体２０２３ウエルカムボード　公共施設等に　網走桂陽高　選手らを歓迎　開幕まであと３日

（道・道教委 2023-07-19付）

協力してボードを作製する生徒たち

　【網走発】ようこそ網走へ！―。網走桂陽高校（泉田正弘校長）のボランティア部では、ボート競技で全国から集まる選手や関係者のためのウエルカムボードを作製している。完成したボードは市内のホテルや公共施設に設置される予定だ。

　網走市では、２８～３１日にボート競技大会が開かれる。ボランティア部３４人は、大会を盛り上げるための様々なＰＲ活動に力を注いでいる。

　２月には、会場の網走湖をイメージした１５０個の青いスノーキャンドルと、大会を宣伝する看板を手作り。市内のオホーツク・文化交流センターに設置し、夕方にはキャンドルに火をともし、ライトアップした。

　現在は、全国から集まる選手や関係者ら約２０００人を温かく迎えようと、選手たちが宿泊する市内のホテルやコンビニエンスストア、公共施設に設置するウエルカムボードの作製に汗を流す。

　ウエルカムボードには、明るく晴れわたった網走湖の写真を背景に、ボードごとに異なる色を配した“ようこそ網走へ”の文字を並べた。折り紙でつくった輪をつなげてボード上部を彩り、横には網走市のマスコットキャラクター「ニポネ」がボートをこいでいるイラストを添え、ボード全体をにぎやかに飾っている。

　副部長の片谷心春さん（２年）は、同校からも３年生４人が大会に出場することもあり「応援する気持ちを込めて作った。頑張ってほしい」とエールを送る。

協力してボードを作製する生徒たち

(道・道教委 2023-07-19付)