石狩局 Webチャンネル実施報告 より多くの人に情報を オンライン学習会等4事業紹介(道・道教委 2023-07-18付)
石狩教育局は、4年度の石狩Webチャンネルの実施報告を公開した。様々なテーマによるオンライン学習会「チャンネル・スタディ」とネット上5分で教育情報を伝える「チャンネル・5(ファイブ)」、大人が子どもたちに応援メッセージを送る「スマイル・キャンペーン」、子ども同士がつながる話し合い「子ども未来会議」の4事業を行った。今後は、オンラインでの情報発信に限らず、対面での研修会で活用・放送することで、より多くの人に情報を届けられるように進めていく。また、今のコンテンツを活用しつつ、生徒や保護者、局の若手職員の声を取り入れて新しいコンテンツを作成する方針を定めた。
同事業は、3年度に社会教育指導班がコロナ禍における家庭教育支援の在り方への対策として、オンライン子育て応援学習会「石狩局ちゃんねる」を実施したのが始まり。
4年度から「石狩Webチャンネル」と名称を改め、家庭教育のみならず、教育情報や大人が子どもたちに届ける応援メッセージについて配信したほか、子どもたちが現状や夢を語り合う「子ども未来会議」の実施など「情報発信」に主眼を置き、内容をスケールアップして局の全職員で取り組むこととなった。
4年度は、様々なテーマによるオンライン学習会「チャンネル・スタディ」とネット上5分で教育情報を伝える「チャンネル・5」、大人が子どもたちに応援メッセージを送る「スマイル・キャンペーン」、子ども同士がつながる話し合い「子ども未来会議」の4事業を行った。
チャンネル・スタディは前年度8月から12月までの各月に1回ずつ実施。8月に国立病院機構北海道医療センターの古髙陽一医長を講師に招いて行った「自分を大切にする心との向き合い方」では、オンラインで154人が参加した。
チャンネル・5では5分で伝える教育情報を①健康・安全②学習習慣③ふるさと教育④道立高校の紹介⑤道立施設の紹介―の5項目に分け、合わせて63本の動画を公開した。
スマイル・キャンペーンでは、オリンピアンや札幌よしもと所属芸人、企業社長らが「諦めなければ夢はかなう」などと応援メッセージを送った。
子ども未来会議では、10月に「いじめのない学校への提案」と3月に「将来の夢について語ろう」を実施し、いずれも小中高から多くの参加者が集まった。
参加した小学生は「自分が当たり前だと思っていることが、他人には違うこともあることが分かった」と話し、中学生の保護者は「子どもの生活習慣や家庭学習の時間などを見直すきっかけになった」と振り返った。
今後は、オンラインでの情報発信に限らず、作成したコンテンツをPTAや教職員、地域住民を対象とした対面での研修会に持ち込み、活用・放送することで、より多くの人に情報を届けられるように進めていく。
また、今のコンテンツを活用しつつ、生徒や保護者、局の若手職員の声を取り入れて新しいコンテンツを作成する方針を定めた。
(道・道教委 2023-07-18付)
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