道公立学校事務職員協　定期総会　８月に第７５回研究大会　役員改選　大平会長ら再任

（関係団体 2023-07-21付）

あいさつをする大平会長

　道公立学校事務職員協会（大平貢弘会長）の第７６回定期総会がこのほど、オンラインで開かれた。８月にオンラインで第７５回研究大会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定した。また、６年度からの全国公立高校事務職員協会活動の無期限休止を承認した。役員改選では、大平会長らを再任した。

　全道１５支部の代議員２６人が参加した。

　冒頭、大平会長があいさつ。新型コロナウイルス感染症の５類移行によって、行動制限のない日常が戻りつつある一方で、働き方改革や業務の集約化・効率化が求められる現状に触れ「今こそ、一人で悩まず、みんなで手を取り合っていける会員相互の連携や環境づくりが必要だ」と強調。今日の社会情勢や地域、保護者、会員の要請に応えるべく「（コロナ禍で）活動できなかった３年間を少しずつ取り戻せるよう活動していきたい」と述べた。

　議事では、４年度事業報告などを承認したあと、５年度業務計画案を審議した。

　業務計画では、８月に第７５回道公立学校事務職員研究大会をオンラインで開催することを確認。学校事務を取り巻く環境の大きな変革期を迎える中、会員の研究活動に対するニーズの多様化に応えるとともに、ポストコロナを見据えた研究活動や発表の方策についてのイメージやアイデアの共有を図るとした。

　また、全国公立高校事務職員協会に係る活動の休会について審議。６年度からの無期限休会および７年度の全国大会北海道開催を辞退することを承認した。今後、全国協会に申し入れることを確認した。

　役員改選では、大平会長、武田明事務局長らを再任した。

　本年度役員はつぎのとおり。

　＝全員事務長、敬称略＝

▽会長＝大平貢弘（白樺高等養護）

▽副会長＝泉恵嗣（千歳高）―新、盛信之（千歳北陽高）

▽事務局長＝武田明（札幌月寒高）

▽監事＝諏訪文重（拓北養護）、坪井健吾（市立札幌啓北商業高）―新

(関係団体 2023-07-21付)