クラーク記念国際高と北海高野球部　臆することなく戦って　甲子園出場へ道知事表敬訪問

（道・道教委 2023-07-31付）

北北海道代表のクラーク記念国際高野球部

　第１０５回全国高校野球選手権記念大会に北海道代表として出場するクラーク記念国際高校（吉田洋一校長）野球部と北海高校（秋山秀司校長）野球部が２７日、道庁を訪れ、鈴木直道知事と道教委の北村英則教育部長に出場報告と決意表明を行った。鈴木知事は両校に対して、北海道代表として臆することなく戦うよう激励した。

　冒頭、吉田校長と秋山校長が厳しかった予選での戦いぶりやチームの特徴、本番に向けた意気込みとともに、鈴木知事へ甲子園大会に出場を決めたことを報告した。

　クラーク記念国際高野球部は、北北海道代表として７年ぶり２回目の出場。ことし３月に開かれた第９５回選抜大会に続いて、春夏連続での出場を決めた。

　新岡歩輝主将（３年）は「チーム全員で初戦突破を目標に、一戦必勝で頑張りたい」とやる気を見せた。

　北海高野球部は、南北海道代表として２年ぶり４０回目の出場を果たし、全国最多記録を更新した。平成２８年には、準優勝という成績を残している。

　今北孝晟主将（３年）は「代表としての自覚を持ち、最後まで全力プレーで諦めずに、良い報告を持ち帰りたい」と熱意を見せた。

　鈴木知事は、両校の出場を祝福し「北海道代表として、これまでの練習と試合を胸に臆することなく戦って」と鼓舞した。

　クラーク記念国際高野球部には「勝負強い打線で、これまでの勢いをそのままに初勝利を収めて」と背中を押した。

　北海高野球部に対しては「投打がかみ合った安定した試合運びで、悲願の優勝を目指し新たな歴史を紡いで」とエールを送った。

　「大舞台で実力を発揮するんだという闘志が心強い」と期待を込め「全国の皆さんに勇気と感動を与えてほしい」と締めくくった。

　このあと、鈴木知事は両主将に、記念品として硬式野球ボールを贈呈した。

　第１０５回全国高校野球選手権記念大会は、８月６日から開幕。１７日間にわたり、全国４９校が優勝をかけて熱戦を繰り広げる。

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南北海道代表の北海高野球部

(道・道教委 2023-07-31付)