女性教職員の活躍推進へ　高特の管理職が体験談　道教委　事例集を追加

（道・道教委 2023-08-23付）

　道教委は女性管理職の体験談や管理職の魅力を紹介する「女性教職員活躍事例集Ⅱ～管理職への道のりと伝えたいメッセージ」第４弾を公開した。高校・特別支援学校の女性管理職４人のインタビューを掲載し、管理職のやりがいや魅力、後輩職員へのメッセージを伝えている。

　事例集は本道の公立学校で活躍する女性管理職の協力を得て作成しているもの。これまで小・中学校の女性管理職１４人のインタビューを取り上げてきた。

　今回は高校・特別支援学校の管理職を対象とし、石狩翔陽高校の渡邉祐美子校長、札幌東陵高校の相馬佑香副校長、南幌養護学校の町田美穂子校長、余市養護学校の安達雅美教頭の４人のインタビューを紹介している。

　石狩翔陽高の渡邉校長は管理職を目指すきっかけや応援してくれた人との出会いを語り、女性活躍推進の取組をロールモデルとして子どもたちに示すとともに、次世代へと引き継いでいく必要性を強調。「短距離走ではなくマラソンのような持久走として捉え、みんなでタスキをつないで継続して取り組むことが重要」と呼びかける。

(道・道教委 2023-08-23付)