釧商高　創立７０周年記念式典　“敬愛自尊”胸に歴史紡ぐ　開校の節目祝い決意固める

（学校 2023-10-25付）

釧路商業高開校７０周年記念式典

　【釧路発】釧路商業高校（廣川雅之校長）は１４日、同校で創立７０周年記念式典を執り行った。在校生徒や教職員、来賓含め約５８０人が出席。開校の節目を祝うとともに、新たな歴史を紡ぐ決意を誓い合った。

　同校は昭和２８年に開校。５３年に昭和地区へ現在の校舎を移転した。開校当初は商業科のみを設置していたが学科転換に伴い、現在は４学科４学級（流通経済科１学級、国際ビジネス科１学級、会計科１学級、情報処理科１学級）の合計１２学級の学校として、北海道東部のビジネス教育の中心的な役割を担っている。

　これまで同校で学び、巣立った卒業生は２万人を超え、釧路市内はもとより道内外のあらゆる分野で活躍する人材を輩出している。

　式辞に立った廣川校長は、校訓である「敬愛自尊」が示す「学んで喜び　働いて喜び　与えて喜び得る人となること」を目標とした日頃の教育活動の展開に当たり謝意を示した。また「地域社会の持続的な発展に貢献する資質・能力を身に付けられるよう、充実した教育活動の展開に努めていく」と述べた。

　来賓祝辞では、道教委の佐古勝利教育指導監と蝦名大也釧路市長が登壇。これまで同校の教育活動の内容に対して敬意を示すとともに、同校のさらなる発展を期待した。

　生徒会長の石田真斗さんは「記念すべき日を在校生として迎えることをうれしく思う」と述べ、生徒代表として開校の節目を祝った。

　このあと出席者全員で校歌を斉唱したほか、式典終了後には市内ホテルで祝賀会を行い、７０周年の節目を祝った。

(学校 2023-10-25付)