日高局　第３回管内教育長会議　１１月１６日に情報交流会　部活動地域移行へ初開催

（道・道教委 2023-10-26付）

日高局第３回管内教育長会議

　【苫小牧発】日高教育局は１０月上旬、オンラインで５年度第３回管内教育委員会教育長会議を開催した。管内７町の教育長らに所管事項を説明。「管内部活動の地域移行に係る情報交流会を１１月１６日に実施し、各町の取組状況や課題を交流する」などと伝えた。

　開会に当たり、行徳義朗局長があいさつ。「管内を訪問すると、限られた人員の中、非常に熱心に指導しており、子どもたちが真面目に素直に学習に取り組んでいる」とした上で「だからこそ、教員は子に応えなければいけない。必要な力を身に付けて卒業させてあげることが責務」「機運は高まりつつある。これを継続するよう指導助言を」と求めた。

　また働き方改革について「８月下旬に中教審から示された提言を踏まえ、来年度以降を期間とする新たなアクション・プランを作成する。適宜情報提供するので適切な対応を」と求めた。

　さらに、教員確保について「全力で取り組んでいく」と述べ「信頼と活力ある日高の教育に向け協力を」と呼びかけた。

　続いて、佐藤基企画総務課長と鈴木毅教育支援課長が所管事項を説明。佐藤課長は、働き方改革の推進や教職員の服務規律の保持など４項目について述べ、学校や教師が担う業務について、考え方を明確化した上で役割分担や適正化を推進するよう求めた。

　また鈴木課長は学力向上や体力向上、生徒指導、特別支援教育など２２点について説明。ＩＣＴに関し、学校の十分な通信環境の確保や指導者用端末の整備の重要性を述べたほか、部活動の地域移行について「管内部活動の地域移行に係る情報交流会を１１月１６日に実施し、各町の取組状況や課題を交流する」と述べた。

(道・道教委 2023-10-26付)