冬みちプラン実行プログラム案　高校、大学のＰＲ充実　札幌市　除雪人材確保へ

（札幌市 2023-11-15付）

　札幌市は、冬みちプラン２０１８実行プログラム（５～９年度）案をまとめた。除雪事業に参画する企業の人材確保に向け、建設産業活性化の取組と連携し高校や大学へのＰＲを充実させていくことなどを掲げている。

　平成３０年度から１０年間における雪対策事業の基本計画「冬のみちづくりプラン２０１８」の推進に向けた後期５年間の実行計画として位置付けるもの。

　プランで掲げている５つの視点に基づき、前回に引き続き１０６項目の具体的取組を設定した。

　主な拡充事業をみると、除雪事業に参画する企業の人材確保に向けた支援について、建設産業活性化の取組と連携しさらに充実させる。除排雪の意義や建設業の魅力などイメージアップにつながる情報をホームページなどで発信するほか、高校や大学へのＰＲを行う。

　このほか、学校や学生をはじめとする除雪ボランティア団体の拡大に向けて、さらなる支援策を検討することを示している。

　通学路の除排雪、雪置き場としての学校のグラウンドなどの活用、雪に関する授業の充実などは継続して取り組んでいくこととしている。

(札幌市 2023-11-15付)