地学協働推進アイテムを再構築　１０種追加し２４種公開　道教委　社会教育課ＨＰに

（道・道教委 2023-11-20付）

地学協働アイテム２次元バーコード

　道教委は、前年度作成した地学協働推進アイテムを分類ごとに再構築し、社会教育課のホームページで公表した。「商店街活性化マップ」や「地域おこし協力隊による公設塾」など、地学協働に関する優れた取組を紹介する２４アイテムを掲載。道教委では、アイテムとして見える化することで、道内における地学協働の優れた取組を全道に波及していく考え。アイテムは今後も不定期で更新していく。

　地学協働推進アイテムは、地学協働を推進するヒントとなる取組をアイテム化し、市町村や教育委員会、学校等に紹介するもの。マップやカレンダーの作成など、子どもたちの活動について保護者や地域住民が日常的に確認することで、地域が一体となった地学協働の推進を目指している。

　これまでは、帯広三条高校が作成した「商店街活性化マップ」や中標津ＣＳの「コミュニティ・カレンダー」など、各市町村で作成したアイテムを共有。今回から分類ごとに再構築した。

　新たに大空高校、音更町立緑陽台小学校の「政策提言」、奈井江町の「地域おこし協力隊による公設塾」など１０アイテムを追加。今回から初めてホームページに公開した。

　ホームページには１１月現在で２４アイテムを掲載。今後、順次アイテムを追加し、不定期で更新していく。

　道教委では、全市町村分のアイテムを作成することを目標に掲げ「地学協働の取組をアイテムとして見える化することで道内各市町村に波及効果が生まれれば」と期待している。

(道・道教委 2023-11-20付)