檜山局　初の町教委実務担当者会議　円滑な業務執行目指し　日頃の悩みや工夫等共有

（道・道教委 2023-11-24付）

檜山局実務担当者会議

　【函館発】檜山教育局は１５日、各町教育委員会実務担当者会議を初開催した。業務処理手続きに携わる教育局職員と各町教委の担当者１４人が参加し、日頃の業務における悩みや心がけている工夫について意見を交換。円滑な業務執行に向け、一層の連携強化を目指した。

　道教委の施策や事務処理の手続きについて共通理解を図るとともに、意見交流を通して円滑な業務執行を目指す初の試み。

　佐藤潤子企画総務課長は「今後も皆さんとのつながりを大切にしながら、共に管内の教育の推進に取り組んでいきたい」とあいさつ。

　所管事項説明では、檜山局の教職員係および教育支援係の職員が「服務」「加配」「学校保健」「教育相談」の４点に関する手続きの留意点を解説した。うち坂口大明主事は病気休暇、休職の事務処理等について説明。連続する８日以上の病休を取得した場合、医師の診断書類とともに教育局へ報告することを求めた。

　大平桂士教職員係長は教員加配について、学校からやむを得ない理由で計画時数に変更が生じそうな場合は速やかな報告を求めるとともに、報告書の内容確認を徹底するよう協力を要請した。

　専科指導加配は目的に応じて活用しなければならないため、学級担任とのチーム・ティーチングは授業時間軽減につながらない課題を周知。加配数は専科指導分が増加する流れとなっていることを示し、業務負担軽減を視野に入れた有効的な活用を推奨した。

　意見交流では「担当業務について」「普段の業務で困っていること」の２点をテーマに、檜山局と町教委担当者混合のグループで情報共有。ＩＣＴ整備などハード面の対応や学校施設改修など各町の取組について理解を深めるとともに、加配活用に関する正しい認識を図るべく、相互の確認体制をあらためて構築した。

(道・道教委 2023-11-24付)