札幌星友館中　生徒数増加で　学習サポーターを募集　約１０人　６年度配置開始

（札幌市 2023-12-07付）

　公立夜間中学の札幌市立星友館中学校（工藤真嗣校長）は、生徒数の増加に対応するため学習サポーターを追加募集している。募集人数は１０人程度で、６年度から配置を開始する予定。

　同校は、道内初の公立夜間中学として４年度に開校。

　開校当初の生徒数は６６人だったが、学び直しを希望する人や外国にルーツを持つ人などのニーズの高さによって、５年度現在は１０７人に増加している。

　安心して学べる環境づくりのため、現在２４人の学習サポーターを配置しているが、２４人全員が稼働できる状態でも支援が行き届かない状態にある。

　６年度以降、全員が勤務を継続する確証はなく減員する可能性もあるため、より多くのサポーターを確保しようと初めて追加募集を実施する。

　募集要件は、週に１回以上、午後５時から９時までの間で１時間以上活動できる人。授業中、学びに困り感を持つ生徒に対して個別の学習支援などに取り組む。

　来年１月１０日まで応募を受け付けており、２月に面接を実施。３月上旬ごろに合否を決定する予定となっている。

(札幌市 2023-12-07付)