１７人・３校に栄誉　札幌市教委　教育実践功績表彰

（札幌市 2024-01-26付）

教育実践功績表彰式

　札幌市教委は２４日、ホテルライフォート札幌で５年度教育実践功績表彰式を執り行った。本年度は、個人表彰で１７人、学校表彰で３校が栄に浴した。檜田英樹教育長が受賞者一人ひとりに表彰状と記念品を手渡し、市内学校教育の振興に寄与した功績をたたえた。受賞者を代表してあいさつに立った白楊幼稚園の松本美和園長は「今後もそれぞれの立場で未来を担う“自立した札幌人”の育成に努めるため、一層精進していく」と誓った。

　表彰は、多様な実践活動によって日頃から学校教育を支え、貢献している市立学校職員の功績をたたえるものとして平成１４年度に創設。

　１９年度からは組織全体での取組において優れた成果を上げている学校等を表彰する学校表彰を加えた。

　開会に当たり檜田教育長は、札幌の未来を担う子どもたちの健やかな成長のために貢献した功績をたたえた上で「きょうの受賞を誇りに変え、引き続き、これまで培ってきた優れた力を存分に発揮して」と呼びかけるとともに「若い人たちを巻き込み渦をつくりながら、地域、学校、様々な組織の中核として札幌市の教育のさらなる充実を担って」と期待した。

　佐藤圭一教職員担当部長が各受賞者の功績を紹介したあと、檜田教育長が一人ひとりに表彰状と記念品の盾を手渡した。

　市議会の竹内孝代文教委員長が祝辞を述べ、市の教育の発展や将来のために一層の活躍を期待するとともに「のちに続く者への道しるべとなって、教育への情熱と志を伝えてほしい」と呼びかけた。

　松本園長は「“この道が好き”という思いで、今まで一度も辞めたいと考えることなく歩み続けることができた」とこの日までの道のりを振り返り、関係者に謝意を示した。

　その上で「今後もそれぞれの立場で未来を担う“自立した札幌人”の育成に努めるため、一層精進していく」と誓った。

　本年度の受賞者はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▼個人表彰

▽松本美和（白楊幼園長）

▽佐野浩志（山鼻小校長）

▽小田英人（真駒内桜山小校長）

▽須藤勝也（啓明中校長）

▽小山学（市立札幌豊明高等支援校長）

▽竹中康（福住小主幹教諭）

▽猪又瞳（丘珠小教諭）

▽目黒麻衣（山の手小教諭）

▽佐々木歩（資生館小教諭）

▽古永武嗣（北野中教諭）

▽瀬田悠平（八軒東中教諭）

▽佐藤沙織（平岡中教諭）

▽森誠一郎（市立札幌開成中等教諭）

▽立花悠（市立札幌大通高教諭）

▽中島涼香（市立札幌みなみの杜高等支援教諭）

▽村端志津恵（平岡南小栄養教諭）

▽福士義博（円山小事務長）

▼学校表彰

▽あいの里西小（永井敬仁校長）

▽宮の森中（荒川芳央校長）

▽市立札幌開成中等（宮田佳幸校長）

(札幌市 2024-01-26付)