ジュニアバドミントン体験会　リズムを刻んで打とう　札幌市豊平区　小学生３０人

（札幌市 2024-01-29付）

とよひらジュニアバドミントン体験会

　札幌市豊平区は１１日、区民センターでとよひらジュニアバドミントン体験会を開催した。北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームの吉田仁監督らが、区内の小学４～６年生約３０人にバドミントンの基礎や楽しさを伝えた。

　豊平区は「スポーツ・健康のまち」を掲げ、観戦機会の創出や地元チームへの愛着を深める事業をプロスポーツチームと連携して展開している。

　今回の体験会は、北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームと連携した初の取組。吉田監督、大越泉選手、三浦將誓選手の３人が講師を務め、子どもたちにバドミントンの基礎などを指導した。

　吉田監督らは、ゲーム形式での活動などを取り入れながら基礎練習を展開。「シャトルがきたら、心の中で“１・２・３”とリズムを刻むとタイミング良く打てる」「強く打つ時、肘は自分の体より後ろに引いて円を描くようにラケットを振って」などとアドバイスを送った。

　それを踏まえ子どもたちは、グループに分かれて講師３人とラリーを体験。タイミング良くシャトルを打ち返すと、吉田監督らから「ナイス！」「いいね！」などの声が上がった。

　また、（株）コンサドーレは同日付で、地域のまちづくり活動を推進する「とよひらまちづくりパートナー」に登録された。体験会終了後に手交式が執り行われ、芝井静男区長が同社の河合竜二Ｃ・Ｒ・Ｃ（コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン）に登録証を交付した。

　同社はこれまで、交通安全街頭啓発運動への参加、小学生向けＡＥＤ講習会の開催など区の取組に積極的に関わっており、今後一層まちづくり活動へ参加・協力していく。

(札幌市 2024-01-29付)