道教委　公立高入選の出願変更状況　全・定９８７人が変更　再出願受付　２１～２６日

（道・道教委 2024-02-15付）

　道教委は１４日、６年度公立高校入学者選抜における出願変更後の状況を発表した。２日現在の出願者数は、当初出願時と比べて、全日制で９人増の２万８７２４人、定時制で増減なしの１０７０人。全定合計で２万９７９４人となった。全定平均の倍率は横ばいの０・９４倍。内訳は、全日制０・９７倍、定時制０・５４倍で、いずれも変動はなかった。全日制をみると、普通科は横ばいの１・００倍、専門学科は０・０２ポイント上昇し、１・１９倍、職業学科は横ばいの０・８５倍、総合学科は０・０１ポイント下降し、０・９８倍となった。

　出願変更した人数をみると、全日制９８４人、定時制３人の計９８７人となっており、前年度の出願変更後と比べ、１４２人減少している。

　出願変更後、募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が音更の１校減で１０３校、専門学科が函館中部理数科、市立札幌旭丘数理データサイエンス科の２校２学科減の１校１学科となった。

　職業学科は、２校３学科減の５５校１０５学科。小樽水産栽培漁業科で増となった一方、札幌東商業会計ビジネス科、函館工業工業化学科、北見商業商業科・情報処理科で減となった。

　総合学科は増減なしの１１校だった。

　倍率が１・５倍を超えた学校・学科をみると、普通科が１校減の２校。札幌西で減となった。

　専門学科は変動なしの２校２学科だった。

　職業学科は２校２学科減の２校４学科。札幌国際情報理数工学科と北見商業流通経済科で減となった。

　出願変更によって、出願者数が３０人以上変化した学校・学科は、札幌西普通（３１人減）、札幌南普通（３９人減）、大麻（３１人増）の３校だった。

　一方、定時制で募集人員を超えた学校・学科は、増減なしの２校３学科。出願者が１０人未満の学校・学科数は、増減なしの９校１０学科となった。

　今後の日程は、推薦入学・連携型入学者選抜の合格内定通知が２０日まで。再出願受付が２１日から２６日午後４時まで。

　学力検査が３月５日、追検査が３月１３日。合格発表は１８日午前１０時を予定している。

(道・道教委 2024-02-15付)