道教委　５年度利用者満足度調査　「満足」「やや満足」９割超　指定管理者制度導入４施設

（道・道教委 2024-03-12付）

　道教委は、指定管理者制度を導入している北方民族博物館、文学館、釧路芸術館、埋蔵文化財センターの５年度利用者満足度調査結果をまとめた。施設の清潔さ、利用しやすさなどについて、全施設で利用者の９割以上が「満足」「やや満足」と回答。総合的な感想で「満足」「やや満足」と回答した割合は、北方民族博物館の９５・５％をはじめ、全施設で目標値の８割以上を達成した。

　道教委文化財・博物館課所管の施設への指定管理者制度は平成１８年度から導入。各施設は、提供するサービスの満足度を把握するため、利用者満足度調査を毎年実施している。「満足」と回答した利用者の割合を全施設８０％以上とすることを目標に設定している。

　アンケートには各施設の利用者合わせて７４２人が回答。道外からの利用者の割合が最も高かったのは、北方民族博物館で７７・３％。インターネットで施設を知った割合も２５・１％と比較的高かった。

　調査結果をみると、清潔さ、利用しやすさなどの「建物や設備」では、全施設で９割以上が「満足」「やや満足」と回答。親切さや的確さなどの「職員の対応」や案内提示、展示内容の分かりやすさなど「サービス提供」も９割以上または９割弱が「満足」「やや満足」と答えた。

　「今後、施設を利用したい」「できれば利用したい」と回答した割合は、埋蔵文化財センターの９６・９％をはじめ、３施設で９割以上を達成。

　利用施設の総合的な感想として「満足」「やや満足」との回答は、北方民族博物館が９５・５％、文学館が９１・４％、釧路芸術館が９４・６％、埋蔵文化財センターが９３・８％となった。

(道・道教委 2024-03-12付)