道教委　企業連携で体験イベント　運動する楽しさを実感！　保護者対象健康セミナーも

（道・道教委 2024-03-12付）

マルチスポーツ体験イベント

　道教委は２月２５日、余市紅志高校でマルチスポーツ体験イベントｉｎ余市町を開催した。プロの指導者が幼少期の運動能力を養う球技「バルシューレ」や陸上体験を子どもたちに指導。民間企業の協力のもと、最新のトレーニングシステムの体験や保護者対象の健康セミナーを実施するなど、企業との連携を開始した。

　スポーツ庁の委託事業「地域スポーツ連携・共同再構築推進プロジェクト」の一環。子どもたちの豊かなスポーツ環境を整備することを目指すことを目的とし、余市町教委、余市紅志高、ＴＯＰＰＡＮ㈱、南北海道ヤクルト販売㈱が協力した。

　幼児と小中学生５２人、保護者を含めて約８０人が参加した。

　はじめに一般社団法人ＳＬＤＩの辻本智也氏が講師となり、運動の楽しさを体験することで幼少期における運動能力の基礎を培うバルシューレを指導した。

　幼児・小学生・中学生の３グループに分かれ発達段階に応じた多様なプログラムを展開。風船遊びやボール遊び、バスケットボールを使ったテニスボール集め、スカーフを使ったゲームなど、子どもたちは協力してゲームに興じた。

　陸上はノース・スプリント・デプトの仁井有介氏が指導。「よーいどん！」で加速するためのフォームを伝えた。ＴＯＰＰＡＮは最新のトレーニングシステムのデモンストレーションを行い、バスケットボールのシュートフォームなどを録画することで手本の動作と比較した。　

　保護者対象の健康セミナーではハンドマッサージを実施したほか、道ヤクルト販売が乳酸菌飲料や化粧品の試供品を配布した。参加した子どもたちは「いつもと違うスポーツで楽しかった」「バルシューレだけでも種類があり、いろいろなスポーツがあって驚いた」と運動の楽しさを実感している様子だった。

(道・道教委 2024-03-12付)