杜カフェメニューコンテスト　地産地消　ＧＰに３点　札幌みなみの杜高支生徒

（札幌市 2024-04-05付）

杜カフェメニューコンテスト

　市立札幌みなみの杜高等支援学校は３月２１日、同校で「杜カフェメニューコンテスト」を開催した。１年生（当時）５７人が１９グループに分かれ、地産地消をテーマに開発した新メニューをプレゼンテーション。同校産のトマトを使用した「甘づっぱいとまとちーずけーき」など３点がグランプリに選ばれた。

　１年生家庭科の一環として実施したもので「地産地消推進を目指して」がテーマ。

　各グループは、札幌伝統野菜や校内ファームの野菜の中からメイン食材を決め、うまみや特色を生かした新メニューの開発に取り組んできた。

　コンテスト本番では、各グループがプレゼンテーションに立ち、レシピやアピールポイントを熱弁。

　審査員を務めるイタリアンシェフの川端美枝さんと同校の髙田司志教諭の評価、保護者や関係者による投票によって、グランプリとして同率１位の３メニューが決定した。

　「甘づっぱいとまとちーずけーき」は、同校産のミニトマトをピューレなどにして加えたチーズケーキ。「トマトが嫌いな人にも好きになってほしい」とプレゼンした。

　「チーズインゆかりパン」は、同校産のシソを生地に練り込んでいるところが特徴。「ここでしか味わえないメニュー」とアピールした。

　「みな杜ポテト」は、潰したジャガイモにバジルなどの調味料を加え、細長く成形し揚げたもの。「小腹が空いた時、ちょっと何かをつまみたい時にお薦め」と話した。

　グランプリの３メニューは、６年度中に杜カフェの新メニューとして提供する予定。

(札幌市 2024-04-05付)