札幌市立幼・こども園長会が総会　会長に松井氏 中央幼　経営改善、研究充実等重点に

（札幌市 2024-04-12付）

松井新会長

　札幌市立幼稚園・こども園長会は１０日、市内のちえりあで６年度総会を開いた。本年度の活動の重点に「園経営の改善と充実」「研究・研修の充実」「５園体制に向けた会組織の充実・強化」を設定。研究実践園としての役割を果たし、市の幼児教育振興に向けた職能向上を図ることを申し合わせた。役員改選では、新会長に中央幼稚園の松井泰子園長を選出した。

　本年度の活動方針として、研究実践園として全ての幼児教育施設、小学校、家庭、地域とつながり、子どもたち一人ひとりの健やかな成長および幸せに資する施策の推進を確認。７年度から現在の９園体制から５園体制に再編整備されることを踏まえ、幼児教育センターをはじめとする関係機関との連携を一層強化することの重要性を示し「全園長が協働性を発揮し、市の幼児教育振興のために何ができるかを探っていく」とした。

　運営方針では「札幌市学校教育を踏まえた園経営の充実と“つながる　ひろがる　札幌市の幼児教育”の振興に寄与するための園長としての研鑚と職能の向上を目指す」と設定。

　活動の重点に①園経営の改善と充実②研究・研修の充実③５園体制に向けた会組織の充実・強化―の３点を据え、諸課題の改善や人材育成、研究推進の成果の発信、５園体制での効果的な取組の在り方を精査することを申し合わせた。

　活動計画では、１０月２１日に教諭研修会、１１月中旬以降に教育懇談会を開催することなどを盛り込んだ。

　本年度役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽会長＝松井泰子（中央幼）―新

▽事務局長＝坪井康彦（手稲中央幼）

▽事務局次長＝清平和世（白楊幼）―新

▽監査委員＝臼杵朋子（あつべつきた幼）―新、佐藤正樹（きくすいもとまち幼）―新

(札幌市 2024-04-12付)