道教委 6年度学びのDX事業 5月以降各種研修開始 先進事例 積極的に発信(道・道教委 2024-04-24付)
道教委はICTを活用した学びのDX事業の6年度実施内容を固めた。ICT活用に関する各種研修を5月から開始するほか、管内別の協議会を6月以降順次開催する。本年度は全校種・全学年で1人1台端末を活用した授業が行われることから、より積極的な情報発信を行っていく考え。
同事業は3年度から開始。授業や校務などICT活用に関する研修・協議会を校種横断的に行い、本道の子どもたちの学びの充実を図ることを目的としている。本年度は生成AIの活用も視野に取組を展開する。
ICT活用指導者養成研修は5月22日にオンラインで開催。教育局・市町村教委のICT活用担当指導主事・教員が対象で、文部科学省GIGA StuDX推進チームが第2期GIGAスクール構想の展望を説明するほか、清水高校や倶知安町教委が授業・校務におけるICT活用の実践発表を行う予定。
道立学校職員を対象とするクラウドサービスの基本操作研修は5月8日、6月12日、7月10日の計3回の開催を計画しており、スプレッドシートやグーグルサイトなどの基本的な使い方や授業・校務での活用方法を分かりやすく紹介する。
秋ごろには管理職向けの研修を開催するほか、グーグルワークスペースフォーエデュケーション認定教育者資格取得研修を開催する。
ICT活用管内協議会は6月~7年2月の間、各教育局主催で開催。道教委主催によるICT活用全道協議会は12月ごろの開催を予定しており、文部科学省のリーディングDXスクール事業との関連を図りながらICT活用の好事例、課題や解決策を共有する。
このほか指導主事向けのICT情報交換会(ICTショートセッション)、ICT活用ポータルサイトによる情報発信、校内研修用の各種コンテンツの開発を継続して行い、ICTを活用した学びの充実を図る。
(道・道教委 2024-04-24付)
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