道教委　管理職特支研修会　６月１２日皮切りに３回　校内支援体制整備・充実へ

（道・道教委 2024-05-27付）

　道教委は、６年度管理職のための特別支援教育に関する研修会の開催日程をまとめた。６月１２日を皮切りに計３回実施。「校内支援体制の整備・充実に向けた校長の役割」などをテーマに、全ての教職員における特別支援教育の専門性の向上に向けた研修を展開する。

　通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒が増加する中、管理職が自らの特別支援教育に関する理解と認識を深め、全教職員による組織的な校内支援体制を確立することや、その中心となる校内委員会の組織強化を図ることが求められている。

　道教委では、特別支援教育に携わった経験のない管理職が一定数いることを踏まえ、同研修会を企画した。

　６月１２日に開催する第１回では、全日本特別支援教育研究連盟の山中ともえ研究部長が「校内支援体制の整備・充実に向けた校長の役割」と題して講話する。

　第２回「ＵＤＬ（学びのユニバーサルデザイン）の理論と実践」は、７月１２日に開催。道教育大大学院教育学研究科の川俣智路准教授が講師を務める。

　７月２６日開催の第３回では、国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ教育システム推進センターの伊藤由美総括研究員が「インクルーシブ教育システム構築と校長のリーダーシップ」と題して講話する。

(道・道教委 2024-05-27付)