きれいなまちにしよう　紋別渚滑中　クリーン活動

（学校 2024-06-07付）

渚滑中学校クリーン活動

　【網走発】紋別市立渚滑中学校（久保大輔校長）は４日、同校周辺でクリーン活動を実施した。積極的にコミュニケーションを取りながら学校周辺のごみを拾い、きれいなまちづくりに貢献した。

　同校では例年、校舎周辺を清掃する「クリーン活動」を、地域住民の参加を募り実施している。今回は、ことし５月に開催した「ヒグマの学習会」において、ヒグマとの共存を図る上で日頃からの環境保全が重要であることを再認識し、これから活発になるヒグマを市街地に出没させないことも目的としている。当日は全校生徒３６人と教職員のほか、地域住民７人が参加した。

　はじめに、生徒代表があいさつ。「クマがまちに下りてくるのは人間が出すごみが原因だと教わったので、そのことを意識して取り組もう」と求めた。

　また「歩道のない場所は右側を歩く」「大型のごみは拾わず、ガラスなどに気を付けて」「ヒグマの学習会で学んだ対策を生かして」など注意喚起した。

　生徒は火ばさみと袋を手に、三つのグループに分かれ、参加した地域住民と積極的にコミュニケーションを取りながら学校周辺のごみを拾った。可燃不燃に分別し、きれいなまちづくりとヒグマ対策に貢献した。

(学校 2024-06-07付)