快適な練習環境を提供 羽幌高 堀口組が野球場整備(学校 2024-06-07付)
羽幌高校野球場の整備
【留萌発】羽幌高校(村田一平校長)で3、4日、野球場の整備が行われた。留萌市内の㈱堀口組(堀口哲志社長)がブルドーザーを使って整地などを行い、選手たちが快適に練習できる環境を整えた。羽幌高野球部の監督を務める吉田祐貴教諭は「選手たちも満足に練習できると思う」と謝辞を述べた。
羽幌高では以前から、野球場の砂が風で飛ばされて補修がうまくいかない問題に悩まされていた。表面の地盤がむき出しになり、凹凸も多い状態だったことから、守備練習等でけがが発生しやすい危険な状態に。学校近くのスポーツセンターを利用することで対応していたものの、結果として通学に負担が生じた。
同校と同社は、以前からコンストラクション甲子園や総合進路ガイダンスなどを通じて交流を深めていた。こうした中で昨年秋に同社が整備を打診し、今回の活動が実現した。
初日の作業ではブルドーザー1台を動員。表面をならし、余分な土を削り取るなどして野球場をきれいに整地した。2日目はマウンドの雑草を丁寧に処理し、野球部の生徒たちが快適に使えるよう整えた。
羽幌高で野球部の監督を務める吉田教諭は「今回の整備によってこれまで学校の野球場で満足にできなかった守備練習が学校で練習できるようになった。これまで選手たちがもどかしい思いをしていたこともあり、大変ありがたい」と謝辞を述べた。
(学校 2024-06-07付)
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