若手教員の実践力向上へ　７月からCBT講座開始　道教大　申し込み３０日まで

（学校 2024-06-24付）

道教育大教員研修用ＣＢＴコード（クリックすると拡大表示されます）

　道教育大学は、７月から若手教員向けの自己研修システム「教員研修用ＣＢＴ」を開始する。スマートフォンやタブレットを使い、日常の教育実践を振り返りながら実践的指導力を高めるプログラムで、空き時間を使って効果的に取り組むことができる。第１期の申し込み期限は３０日。

　同CBTは、学部用に開発したCBTを教員研修用として発展的に再編・開発したもの。学習指導や生徒指導など日常の教育実践を振り返りながら研修できる。全領域の普遍的な方法論を選択式の問題で簡潔に示すことが特徴で、短時間かつ効果的な研修を行うことが可能。

　対象は採用１～３年程度の初任段階教員・臨時的任用教員。講義動画の視聴とともに、８領域から選択された問題の実施、演習シートの作成など全３回で構成する。

　最後の研修では省察（リフレクション）を通して研修課題の解決に向けた具体的な内容・方法の成果をまとめる。

　受講後、管理職やほかの教員と対話・交流することで内容への理解を深め、多角的な視点や新たな気付きが生まれる契機にもなり、意欲向上につなげることができる。

　実施期間は、第１期が７月１日～８月３１日、第２期が１２月１日～７年１月３１日。いずれも同一の内容となっており、道教育大のシステムから受講を申し込む。研修の受講によって修了証が授与される。

　申し込みは２次元バーコードから。

(学校 2024-06-24付)