道教委 ほっこりふれあいPJ 特支活動を広く道民へ マッサージ施術 製品販売など
(道・道教委 2024-07-05付)

ほっこりふれあいプロジェクト
ほっこりふれあいプロジェクト・リーフレット(クリックすると拡大表示されます)

 道教委は12日、道庁本庁舎1階で本年度新規事業「道立特別支援学校の教育活動発表会“ほっこりふれあいプロジェクト”」を初開催する。道立特別支援学校4校が参加し、マッサージ施術や窓清掃の実演を行うほか、実習で生産した製品の発表・販売などを実施。職業学科や専攻科を設置する特別支援学校の教育活動を広く道民へ周知し、各校における今後の教育活動の充実につなげる。

 ほっこりふれあいプロジェクトは、特別支援学校就労サポート事業の一環で本年度初めて実施するもの。

 特別支援学校の生徒が日頃の学習内容の成果発表や実習生産品の販売を行うことで、特別支援学校の教育活動や生徒の学習活動について、広く道民の理解を深めることをねらった。 

 1回目となる12日には、札幌視覚支援学校、札幌高等養護学校、札幌あいの里高等支援学校、函館高等支援学校の4校が参加する。

 札幌視覚支援では、高等部専攻科の生徒が首や肩を中心にマッサージ施術(あん摩施術)を実演。また、動画の上映やリーフレット・ティッシュの配布を通して、高等部専攻科の教育活動の理解啓発を図る。

 札幌高等養護では、クリーニング科の生徒が道庁交流広場北側の窓清掃を実演。また、窯業科、木工科による製品販売や農業科、家庭総合科による製品展示も行う。

 札幌あいの里高等支援では、探究活動の一環で取り組んだゼロカーボンに関するアンケート調査結果を発表。このほか、展示やリーフレットの配布を通して、普通科・職業学科の教育活動を広く周知する。

 函館高等支援では、普通科や食品デザイン科など4学科が共同で運営しているカフェ「Hako cafe clover」に関するリーフレットを配布するほか、職業学科の様々な生産製品の展示を予定している。

 当日の体験・見学は誰でも可能。2回目は11月15日、18日に実施する予定だ。

(道・道教委 2024-07-05付)

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