道教委 少人数学級実践研究事業 6年度研究校は125校 小学校6年は全校導入(道・道教委 2024-07-11付)
道教委は少人数学級実践研究事業による6年度研究校をまとめた。小・中学校を合わせた研究校は延べ125校で、本年度から小学校6年は全校で導入となった。管内別では石狩が23校と最多で、上川が18校、十勝が13校、胆振が14校などと続いた。
3年3月の義務標準法改正によって公立小学校の学級編制の標準は40人から35人へと段階的に引き下げられることとなり、国は3~7年度の5年間で35人学級の導入を進めている。
道教委は、1学級の児童生徒が35人を超える学校を対象に、基礎定数や加配定数を活用して少人数学級の導入を段階的に進めており、国より1年先行する形で対象学年を小学校の全学年に拡大した。
少人数学級実践研究事業は、少人数学級編制に関する研究校を指定して効果的な指導方法の在り方に関する実践的な研究を行うもの。対象学年の基準学級数を1学級増やし、教員1人を配置している。
指定を受けた研究校では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善のほか「日常の生活に関する基本的生活習慣の定着」「学習に関する基礎・基本の定着」「生徒指導の充実」「学校経営の充実」の観点を踏まえた研究課題に取り組む。
研究期間は1年間となっており、初等教育から中等教育まで継続する学習のため、中学校1年でも実施している。
本年度の研究校は小学校第6学年が75校、中学校第1学年が50校の延べ125校。小学校5学年が加配定数から基礎定数の活用へと移行し、前年度と比べ38校の減となった。
道教委の6年度少人数学級実践研究校はつぎのとおり。
◆小学6年
▼空知
▽岩見沢市岩見沢▽岩見沢市幌向▽芦別市芦別▽三笠市三笠▽滝川市西▽砂川市砂川▽深川市深川▽南幌町南幌▽由仁町由仁
▼石狩
▽江別市江別第一▽江別市江別太▽千歳市末広▽千歳市信濃▽千歳市桜木▽千歳市北陽▽千歳市泉沢▽恵庭市和光▽恵庭市恵み野旭▽北広島市大曲▽北広島市緑ヶ丘▽北広島市大曲東▽石狩市花川▽石狩市南線
▼後志
▽岩内町岩内東▽倶知安町西▽小樽市花園▽小樽市奥沢▽小樽市銭函▽小樽市望洋台
▼胆振
▽室蘭市みなと▽苫小牧市錦岡▽苫小牧市美園▽苫小牧市拓進▽苫小牧市ウトナイ▽登別市青葉▽伊達市伊達
▼日高
▽浦河町堺町
▼渡島
▽函館市大森浜▽函館市北日吉▽函館市北美原▽北斗市浜分▽七飯町大中山▽八雲町八雲
▼上川
▽旭川市北鎮▽旭川市東町▽旭川市旭川第三▽旭川市西御料地▽旭川市北光▽旭川市東栄▽旭川市緑が丘▽旭川市陵雲▽旭川市忠和▽旭川市末広北▽名寄市名寄西▽美瑛町美瑛
▼留萌
▽羽幌町羽幌
▼オホーツク
▽北見市中央▽北見市南▽北見市高栄▽北見市北光▽網走市南▽網走市潮見▽美幌町旭
▼十勝
▽音更町音更▽清水町清水▽大樹町大樹▽帯広市柏▽帯広市森の里▽帯広市川西
▼釧路
▽釧路市共栄▽釧路市清明▽釧路市鳥取西▽釧路市鶴野▽釧路町別保
▼根室
▽根室市北斗
中学1年
▼空知
▽岩見沢市光陵▽滝川市明苑▽栗山町栗山
▼石狩
▽江別市江別第三▽江別市大麻▽千歳市千歳▽千歳市青葉▽千歳市勇舞▽恵庭市恵明▽恵庭市恵み野▽北広島市大曲▽石狩市花川北
▼後志
▽小樽市菁園
▼胆振
▽室蘭市桜蘭▽苫小牧市苫小牧東▽苫小牧市光洋▽苫小牧市緑陵▽苫小牧市青翔▽登別市緑陽▽伊達市伊達
▼渡島
▽函館市巴▽函館市桔梗▽函館市亀田▽函館市五稜郭▽函館市本通▽北斗市大野▽七飯町大中山▽森町森▽八雲町八雲
▼上川
▽旭川市神楽▽旭川市啓北▽旭川市永山南▽旭川市忠和▽富良野市富良野東▽上富良野町上富良野
▼留萌
▽留萌市留萌
▼オホーツク
▽北見市南▽北見市北
▼十勝
▽音更町下音更▽幕別町札内東▽帯広市帯広第一▽帯広市帯広第四▽帯広市帯広第八▽帯広市南町▽帯広市翔陽
▼釧路
▽釧路市鳥取▽釧路市共栄▽釧路市景雲▽釧路市青陵
▼根室
▽中標津町広陵
(道・道教委 2024-07-11付)
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