地震や津波から守る講師養成講座　３０日渡島会場皮切りに　道　気象台職員講演など

（道・道教委 2024-07-12付）

　道は、３０日の渡島会場を皮切りに「巨大地震や津波災害から住民を守る」講師養成講座を日本海沿岸地域の６管内で開催する。巨大地震・津波から住民の命を守るため、自治体職員や地域の防災リーダー等を対象に前年度から開催しているもの。各地方気象台職員による基調講演や住民向けの講義・ワークショップのデモンストレーションなどを通し、住民に広く普及・啓発する講師の育成を図る。

　道は前年度、太平洋沿岸地域において、自治体職員や地域の防災リーダー等を講師に地震の仕組みや早期避難の重要性などを住民に広く普及・啓発し、身に付けてもらうよう同講座を初開催。本年度は、道が平成２９年２月に公表した日本海沿岸における津波浸水想定地域の３６市町村を含む６振興局単位で実施する。

　参加対象は、各市町村防災担当者（福祉・観光・教育などを含む）等、道地域防災マスターのほか、現在地域の防災リーダーとして活動している、または今後活動を考えている者など。

　受講希望者は、道総務部危機対策局危機対策課のホームページに掲載している各専用フォームから申し込むこと。問い合わせは、危機対策課・電話０１１（２０６）７８０４まで。

　各会場の開催日時、会場はつぎのとおり。

▽渡島＝３０日午前１０時（松前町町民総合センター）

▽宗谷＝８月７日午前９時１５分（宗谷総合振興局）

▽留萌＝８月８日午前１０時１５分（留萌振興局）

▽檜山＝８月２０日午後２時（檜山振興局）

▽後志＝８月２１日午後２時（岩内地方文化センター）

▽石狩＝９月３日午後１時３０分（道庁別館）

(道・道教委 2024-07-12付)