バレーボール競技国際審判員 石狩翔陽高 明井教諭 パリへ 中島教育長がエール送る(道・道教委 2024-07-16付)
7月26日に開幕する「パリオリンピック2024」バレーボール競技における競技審判員に選出された石狩翔陽高校(吉村教賢校長)の明井寿枝教諭は11日、道教委の中島俊明教育長を表敬訪問した。明井教諭は、3年前の東京五輪に次いで2回目となるオリンピックの審判員として臨む意気込みを表明。中島教育長は「生徒の後押しや関係者の支援に感謝しつつ、頑張ってほしい」と激励した。
明井教諭は、教員採用後、バレー部の顧問の傍ら、審判員としての資格取得に挑戦。平成13年に国内A級審判員に合格し、インターハイやVリーグなど国内の主要大会で審判を務めた。平成19年には、国際審判員に合格。近年では世界選手権や、ネーションズリーグなどで審判を務めている。
オリンピックでの審判は、3年前の東京に次いで2回目。今大会、バレーボールの日本からの審判員派遣は、明井教諭1人のみとなる。
この日明井教諭は、吉村校長と共に中島教育長、山城宏一学校教育局指導担当局長のもとを訪れた。
明井教諭は、コロナ禍で無観客での開催だった東京オリンピックと比べ、有観客の通常どおりとなる今大会について触れ「東京オリンピックは異例の開催だったので今大会は初めての気持ちで臨みたい」と意気込みを表明。「帰国した際にはこの貴重な経験を生徒たちや先生たちにも伝えたい」と笑顔で話した。
吉村校長は「世界レベルのことに挑戦している先生が身近にいることは生徒たちにとっても大変刺激になる。今後、生徒たちの様々なことに挑戦する意欲の向上につながれば」と目を細めた。
中島教育長は、重責な任務に臨む明井教諭に敬意を示し「バックアップしてくれた生徒の後押しや関係者の支援に感謝しつつ、頑張っていただきたい」とエールを送った。
(道・道教委 2024-07-16付)
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