オホーツク局 SKGプロジェクト始動 地域の子支える人材育成 学校・企業等つなぐ研修全6回(道・道教委 2024-07-17付)
【網走発】オホーツク教育局は、教育局独自事業「教員育成産官学連携プロジェクト(SKGプロジェクト)」をスタートさせた。産官学が連携し学校や企業、行政等をつなぐ研修事業を展開する。中心的な取組として、地域連携オンライン研修会を全6回予定。地域の子どもたちの成長を支える人材育成を図る。
同プロジェクトは、オホーツク局がパイプ役となり、学校・企業・行政等をつなぐ研修事業を企画し、学校が企業や行政と連携する力を高めるとともに、オホーツク地域の子どもたちの成長を支える人材育成を目的としている。
プロジェクトの中心となる地域連携オンライン研修会は、全6回計画しており、参加対象は、オホーツク管内の中学校、義務教育学校、高校の初任段階教諭、進路指導担当教諭、地域コーディネーター担当教諭等としており、管内全市町村から57人の参加申し込みがあった。
6月4日に実施した第1回は、本プロジェクトの趣旨説明と参加者の顔合わせを目的に行い、参加者の自己紹介では「今の自分自身を漢字一字で表すなら」として事前に考えていた課題を発表し合いながら、参加者同士の交流を図った。
7月の第2回、9月の第3回については、民間企業や行政機関から社会の「リアル」を学び、参加者が企業等の求める職業観を理解することを目的に、オホーツク総合振興局の職員や地元の民間企業の有志と参加者との交流を行う。
第4回は地域と学校のそれぞれの視点から地域連携の事例提供を行う「地域連携の実際」、第5回は地域おこし協力隊を講師とする「地域づくり実践者から学ぶ」、第6回はオホーツク総合振興局の各課から講師を招いて「使えるネタ提供」を予定している。
(道・道教委 2024-07-17付)
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