【解説】7月17日は「道みんの日」(解説 2024-07-17付)
きょう17日は、北海道の価値を見つめ直し、これからの北海道を考える「北海道みんなの日(愛称・道みんの日)」。条例制定から8年目を迎える本年度も、道内各地の道立・市町村立施設が無料開放となるほか、記念イベントが開かれる。
道は平成29年3月に「北海道みんなの日条例」を制定。明治2年、松浦武四郎が明治政府に蝦夷地の新しい名称として「北加伊道」の名称を提案した日にちなんで、7月17日を「北海道みんなの日」と定めた。条例では、道民が北海道の歴史、自然、文化や産業などへの理解と関心を深め、本道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育み、道民が一体となってより豊かな北海道を築いていくことなどを定めている。
17日は道立の美術館、博物館など73施設、図書館など48施設で施設の入場料、利用料金などが無料化や割引になる。
記念イベントとして、地下歩行空間北3条交差点広場で「道みんがっこう」を開講。北海道の歴史、文化、自然や風土、産業などの魅力を伝えるパネル展示や、道内スポーツチームの紹介、エゾシカ角ストラップづくり、ヒグマ検定、縄文クイズラリーなどのイベントを開催する。
午後4時からのセミナーでは、北海道博物館学芸員の三浦泰之氏が講師となり、北海道の名付け親となる松浦武四郎と北海道の関わりについて講話する予定。事前申し込みは不要で参加無料。
道内の9ホテルでは、一定期間道産食材を活用した特別メニューを提供するほか、5レストランでドリンクサービスやプレゼントを提供。25の菓子・酒造メーカーでは商品の購入者に「道みんの日」特製メモ帳をプレゼントする。詳細は道の特設ホームページで確認できる。
(解説 2024-07-17付)
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