不登校の適切な学習評価へ 文科省 月内に法令改正 成績反映の事例を明確化(国 2024-08-16付)
文部科学省は今月中に、不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成績評価に関する法令改正を行う。自宅や教育支援センターからのオンライン授業の学習成果を成績に反映させることを明確化し、不登校児童生徒の適切な評価を促進する。
文科省は令和元年以降、一定の要件を満たす場合、不登校児童生徒が学校外の機関・自宅で行う学習の成果を成績に反映できる方針を示しており、過去の通知内容をより明確にするねらいがある。
具体的な事例として「教育支援センターからの学校の授業へのオンライン参加や学校から届いたプリントの学習成果を成績に反映」「報告書の提出や連絡体制を整備した上で、フリースクールで取り組んだ学校の課題・定期テストなどの学習成果を反映」などがあり、民間のeラーニング教材に関しても教育支援センターの職員が保護者と連携して学習状況を把握して学校に情報共有することで、学習成果を成績に反映できることを周知する。
(国 2024-08-16付)
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