個人情報適切に管理を　渡島局　管内教育長会議

（道・道教委 2024-08-27付）

渡島管内教育長会議

　【函館発】渡島教育局は１９日、渡島合同庁舎で管内市町教育委員会教育長会議を開いた。オンラインを含め、１１市町教委の教育長が参加。個人情報の適切な管理に向けた周知など、企画総務課および教育支援課に係る所管事項を確認した。

　山下幹雄局長は開会に当たり、全国学力・学習状況調査の結果から、一部教科において全国平均との差が縮まる改善傾向が見られ「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善など、市町教育委員会や学校が一体となった取組により、一定の成果が表れている」と伝えた。

　続いて、企画総務課および教育支援課に係る所管事項を説いた。

　清水英勝企画総務課長は個人情報の適切な管理に関して、６月から８月にかけて道教委が発出した通知をもとに説明。教職員用リーフレット、中島俊明教育長による教職員へのメッセージの内容をあらためて確認し「教職員一人ひとりが自分事に置き換えて考えるように」といま一度周知を呼びかけた。

　深見亘教育支援課長は、全国学力・学習状況調査の結果公表、道立高校等入学者選抜における出願手続きの電子化などに関する今後の動向や方向性を解説。学校の夏季休業明けに向けては、熱中症対策の徹底、児童生徒の自殺予防に係る取組についてあらためて確認した。

(道・道教委 2024-08-27付)