道　６年度学校基本調査速報値　１５校減２７３６校に　義務教育学校３校増２９校

（道・道教委 2024-08-30付）

学校基本統計速報調査結果概要速報値

　道は２８日、６年度学校基本統計調査（学校基本調査）の本道分速報値を公表した。道内の学校（園）数は前年度と比べ、１５校少ない２７３６校、在学（園）者数は１万６４２人少ない５７万１６５６人。一方、義務教育学校の学校数は３校増の２９校、幼保連携型認定こども園が１１園増の３３０園といずれも創設以降、増加し続けている

　学校基本調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的に昭和２３年度から毎年実施。

　調査対象は、幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校、各種学校で全数を調査。調査期日は５月１日。

　６年度の道内における学校（園）数は、前年度比１５校減の２７３６校（園）。うち幼稚園が前年度比８園減の３２３園、小学校が１６校減の９３４校、中学校が６校減の５５７校などとなった。

　増加した校種をみると、幼保連携型認定こども園が１１園増の３３０園、義務教育学校が３校増の２９校でいずれも過去最多。高校（全日制・定時制）も１校増加し、２７１校となった。

　道内の在学（園）者数は１万６４２人減の５７万１６５６人。うち小学校が５３０９人減の２１万６０８８人で昭和５８年度から連続で減少。中学校が１９２０人減の１１万７１９５人で昭和６２年から減少が続いている。例年増加していた義務教育学校の在学者数も２０人減の３５６７人となった。一方、幼保連携型認定こども園は８１人増の３万８７７９人で過去最多となった。

(道・道教委 2024-08-30付)