全日本ＵＪボクシング中学生５７ｋｇ級　札幌東月寒中・森山さんが王者　将来は五輪選手目指したい

（札幌市 2024-09-18付）

森山さん（中央）と秋元市長（右）、田中代表

　　札幌市立東月寒中学校の森山柚樹さん（３年）が８月に茨城県水戸市で開催された「第１１回全日本アンダージュニア（ＵＪ）ボクシング王座決定戦」に東日本代表として出場し、男子中学生の部５７㌔㌘級でチャンピオンに輝いた。１３日、秋元克広市長を表敬訪問し、今後の意気込みなどを表明した。

　幼少期に祖父との「戦いごっこ」が好きだった森山さんは、小学５年生から市内の札幌清拳ジムでボクシングを始めた。

　大会は地方大会、ブロック大会、東・西日本大会を勝ち抜いた選手が戦い、東西から各階級１人ずつ出場する。森山さんは東日本代表選手として出場し、持ち味の右ジャブを武器に５―０のストレート勝ちで勝利を手にした。

　１３日には札幌清拳ジムの田中康行代表、保護者の千頭和敦さん、綾子さんと共に市役所を訪れ、秋元市長に大会結果を報告。得意の右ジャブをミット打ちで披露した。

　森山さんは今後の目標について「高校に進学後はタイトルを取れるよう、日々の練習に奮闘し、将来はオリンピック選手を目指したい」と表明。

　秋元市長は「成長期の減量管理の難しさを乗り越え、練習に励んできた努力のたまもの」とたたえ、今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。

(札幌市 2024-09-18付)