道高校長協会農業部会 食彩フェア 農業高校の魅力PR 農産物など販売 各種体験も
(関係団体 2024-10-17付)

第20回農業高校食彩フェア
第20回農業高校食彩フェア

 道高校長協会農業部会(部会長・野村博之岩見沢農業高校長)主催のさんフェア2024年「第20回農業高校食彩フェア」が12日、イトーヨーカドー琴似店およびアリオ札幌の2会場で開かれた。アリオ札幌会場では、道内15校から生徒約60人が参加。実習で生産した農産物や乳製品、加工品販売のほか、木工体験会やフラワーアレジメントなどの様々な実演・体験を行い、来場者に農業高校の魅力をPRした。

 食彩フェアは、農業高校の教育内容を道民に広くPRするとともに、実習生産物等の展示・即売や、食品加工の実演、体験などを行い、将来の「食」と「観光」産業のスペシャリストの育成を図ることなどを目的に毎年開催。

 20回目の節目となるとなる今回は活動目標に「持続可能な農業生産」を設定。実習で生産したコメや野菜等の農産物、乳製品、豚肉などの加工品販売のほか、ジャム作りやフラワーアレジメント、木工体験会などを展開した。

 午前10時、開店とともに300人を超える客が目当ての売り場に殺到。コメや野菜、果物の青果のほか、牛乳やバターなどの乳製品、ハムやジャムなどの加工品が好評を博した。

 また、道教委の中島俊明教育長が会場を訪れ、フェアの実行委員長を務める岩見沢農業高校畜産科学科2年の佐藤はるなさんの案内のもと、「食の販売」「実演・体験」「彩鉢花」の各コーナーを視察。各校の商品を購入するとともに、商品のPRに精を出す生徒たちをねぎらった。

 佐藤さんは「販売を通して、地域の人たちと交流できてとても勉強になった。将来は接客業に就きたいので、フェアで経験したことをこれからの学校生活や社会に出てから生かしていきたい」と笑顔で話した。

 中島教育長は「生徒たちにとって自分たちで生産したものを地域の人たちに買ってもらう経験はとても貴重。これらの活動で身に付けた知識やスキルを今後、様々な分野で生かしてほしい」と目を細めた。

(関係団体 2024-10-17付)

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