「動物園」に下級生招く　旭川高台小　２年生活

（関係団体 2024-10-16付）

旭川高台小道生総連第３３回旭川大会公開授業

　第３３回道生活科・総合的な学習教育研究大会では、三つの公開授業を実施した。このうち旭川市立高台小学校の入江祐輝教諭は、２年生の生活科「生きものはかせになろう！」を指導。児童は教室を「動物園」にして下級生を迎え入れ、動物の特徴などを優しく説明した。

　モルモットの「あずき」を旭川市旭山動物園から迎え入れ、園の協力を得て飼育。前時までに「２年１組あずきどうぶつ園」の準備を進め、同時にモルモットの特徴などを説明する掲示物等も用意した。

　授業では、当日の流れを入江教諭が説明。このあと、１年生を教室に迎えて動物園を自由に見て「あずき」に触れてもらった。

　１年生は歓声を上げながら楽しそうに見物。２年生は下級生に優しく接し、モルモットの特徴として「すぐに隠れる」「寿命は６、７年」「餌を与えないと２、３日で死んでしまう」などと説明した。

　動物と触れ合う時間が終了し、旭山動物園の飼育担当者があいさつ。「クイズなどを交えて下級生に一生懸命伝える姿が伝わってきた。皆さん一人ひとりが飼育員となって頑張ってくれて、うれしかった」と児童をたたえた。

　最後に児童は、この日の授業の振り返りをシートに記入し、授業は終了した。

(関係団体 2024-10-16付)