建設業の魅力肌で感じ　岩農高　現場見学会

（学校 2024-10-23付）

こぶし建設見学会

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（野村博之校長）農業土木工学科２年生３０人は１７日、岩見沢市内の建設企業・こぶし建設㈱の現場見学会に参加した。岩見沢市や美唄市にある現場３ヵ所を見学。生徒たちは実際の施工を目の当たりにすることで建設業の魅力を存分に体感した。

　見学会は、授業では体験することができない現場の雰囲気に触れることで、建設業に対する理解や関心を深めてもらうことを目的に実施。平成２６年度から毎年継続して行っている。

　「利根別川環境整備工事１工区補正・明許ほか」「北海地区北海幹線用水路産化美唄川工区工事」「北海地区北海幹線用水路茶志内川水路橋工区ほか一連工事」の３現場を見学した。

　うち北海地区北海幹線用水路産化美唄川工区の現場では、現場代理人から北海幹線用水路についてや工事概要の説明を受けたあと、ICT建機による施工や建設現場へのAR導入など最新技術について紹介。これらを活用することによって、生産性の向上や事故防止につながることを学んだ。

　全ての現場を見学したあと、㈱カナモト岩見沢営業所でドローン操作や高所作業車試乗体験を実施した。

　参加した生徒は「進路、将来について考えるきっかけになった」「重機の試乗が楽しく、貴重な体験になった」などと感想を寄せ、建設業へのさらなる理解を深めた。

(学校 2024-10-23付)