札幌白楊小　開校７０周年記念し　ビオトープを再整備　学校緑化モデル事業で

（札幌市 2024-11-19付）

式典で作業の様子を学ぶ児童たち

　札幌市立白楊小学校（村上智樹校長）は、開校７０周年を機に校内のビオトープを再整備した。国土緑化推進機構などが推進する学校環境緑化モデル事業の助成を受けて実施したもの。１日に同校で記念式典を執り行い、きれいになったビオトープの完成を祝った。

　同校のビオトープは、開校５０周年を迎えた平成１６年度に完成したもの。整備から２０年がたち、劣化や雑草などが目立つようになっていた。

　本年度、開校７０周年を機に再整備を企画。（株）ローソンが社会貢献活動として実施している「緑の募金」を活用した学校環境緑化モデル事業の助成を受け、夏季休業期間中に作業が行われた。

　式典には、事業の関係者として道森と緑の会の大澤英二事務局長、ローソン北海道エリアサポート部の法理伸夫参事、ローソン札幌北支店の乗田淳之介マネジメントコンサルタント、ローソン札幌北１８東１丁目店の岩間翔吾ストアコンサルタントが出席した。

　開式に当たり村上校長は「これからもビオトープを大切に活用してほしい」と呼びかけた。

　児童たちは、新たなビオトープが完成するまでの様子などをまとめたスライドを視聴し、緑あふれるビオトープでの活動への期待に胸を膨らませた。

　６年生の児童は「授業や休み時間、放課後などですぐに自然に触れることができてうれしい」「皆さんの協力のおかげでビオトープがきれいになってありがたい。これからも大切に使っていきたい」と感想を話した。

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再整備されたビオトープ

(札幌市 2024-11-19付)