オホーツク局 SKGプロジェクト 地域連携の在り方探る 津別高や紋別市CSが発表(道・道教委 2024-12-10付)
【網走発】オホーツク教育局は11月26日、教育局の独自事業「教員育成産官学連携プロジェクト(SKGプロジェクト)」の第4回地域連携オンライン研修会を実施した。地域連携の実際について、津別高校や津別町の河本農場、紋別市学校運営協議会が講師として各取組について発表し、地域連携の在り方について理解を深めた。
当日はオホーツク局教育支援課から西埜聡明課長をはじめ4人、管内の学校関係者約60人が参加した。
はじめに、津別高の山本衛教諭が同校の取組について発表。北海道大学公共政策大学院の学生団体(HALCC)と津別町の3者による連携事業「つべつ学」を通して見えた生徒の変容について話した。
生徒は大学生や地域産業、行政などと関わることで町の特徴や課題などを学び、町をより良いものにするために政策提言などを行ってきた。これらの経験によって「探究心や客観的に見る力、協働を通して同じ目標に向かう姿勢などが身に付いた」との考えを述べた。
続いて津別町の河本農場の河本純吾代表が、地域から見た学校支援の意義について、紋別市学校運営協議会アドバイザーの名達和俊氏が、コミュニティ・スクールの活用について説明した。
このあと、オホーツク局の髙橋枝里子社会教育指導班主査が、広島県の大崎海星高校と加計高校の地域連携の取組について紹介した。
参加者からは「外部の人にもっと頼っても良いのだと分かった」「地域や企業側には頼られたいという思いがあることが認識できたため、連携できる企業等を増やしていく大切さを感じた」などの感想が寄せられた。
第5回は18日に開催する予定。
(道・道教委 2024-12-10付)
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