子の学びICT機器活用へ道教委 1月10日講演・体験会 現場で役立つアイデア発信(道・道教委 2024-12-10付)
道教委は来年1月10日、札幌視覚支援学校で子どもの学びにICT機器を活用するための講演会・機器体験会を開催する。ソフトバンク㈱と東京大学先端科学技術研究センターが実施する「魔法のプロジェクト」の一環。親子・支援者向けと教員向けの二つのプログラムを用意し、家庭や教育現場で役立つ具体的なアイデアや考え方、最新情報などを発信する。
同プロジェクトは、特別支援学校、特別支援学級、通常学級に所属する児童生徒や教員にタブレットや人型ロボットなどのICT機器を1年間無償で貸し出し授業を支援するもの。平成21年度から開始しており、実践事例を研究・公開することで障がい児の学習・生活の支援を促進している。
今回は、親子・支援者向けと教員向けの二つのプログラムを用意。親子・支援者向けでは、東大先端科学技術研究センターシニアリサーチフェローの中邑賢龍氏が「学びや生活の困難さを、スマホやタブレットで解決してみませんか?」をテーマに講演。また、子どもが学習や生活で使える様々なツールやアプリの便利な機能を実際に機器に触れながら体験する「機器展示」を行う。
教員向けプログラムでは、機器展示のほか、中邑氏による講演会「学びに困難がある児童生徒のスマホやタブレットを活用した教育とは」を展開する。
申し込みは、2次元バーコードから。定員は、親子・支援者向けが約80人、教員向けが約100人で、全て参加無料となっている。締め切りは7年1月7日。
(道・道教委 2024-12-10付)
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